みなさん、おはようございます。
誰もが持っているであろうシャツ。いまやファストブランドでもクオリティの高いシャツが低価格で買える時代。
細かいことを気にしなければそれで充分なのですが、そうはいかないのが服好きの性分。
今回ご紹介するのは、価格を抑えつつも高品質なシャツを作るブランド。脱ファストブランドの初めての1枚にもおすすめです。
もちろん、セレクトショップ系の服好きな人にも。
ブランドプロフィール
- ブランド名:MANUAL ALPHABET マニュアルアルファベット
- シャツの種類がとにかく豊富で値段は安いもので10,000円以下から展開あり
- レディース展開あり。メンズの0サイズもレディース向け
タイトルにもある通り、大阪のドレスシャツ専門工場で職人が 1枚1枚丁寧に縫い上げています。
シンプルなものが多いですが、そこは仕立ての良さできっちりと差別化しています。
アームホール、脇、袖下、前立ては縫い目が表に出ないよう縫製され、カジュアルなシャツも品がある印象に。
剣ボロ裏は生地端のボロが出ないよう工夫するなど、シャツへのこだわり、着る人への思いやりが詰め込んであります。
ラインナップはシャツがメインですが、アウターやパンツもしっかりと展開しています。
なかでもアウターは、あの『ナンガ』とコラボしたりと話題です。
おすすめ
シャツ
まずはMANUAL ALPHABETといえばのシャツ。
シャツは定番シリーズでは2種類のシルエット。ジャストサイズなSuitable Fit、クラシックなゆとりのあるBulging Fit。
シーズンごとに出してくるシャツはものによってシルエットが異なりますが、Loose Fitというシルエットが多く採用されています。
最初に買ったLoose Fitのシルエットが気に入っており他のシルエットは試したことがないですが、Bulging FitとLoose Fitの違いをサイズガイドで見てみると生地によって細かい差はありますが、袖丈がLoose Fitの方がやや長めに作られています。
僕が持っているシャツは定番ものではないのですが、参考までに紹介します。
まずは2021SSのスーピマコットンを使用したオレンジとベージュのストライプのシャツ。レトロな風合いとサイズ感がお気に入り。
ベージュ、ブラウン、オリーブなどのアースカラーで一番相性が良い差し色がオレンジだと思っているので、アースカラーでコーディネートすることが多いときには、このオレンジが良いアクセントになります。
こちらは尾州のウールを使用した秋冬のシャツ。こちらもベースはLoose Fitです。
愛知県一宮市を中心にした尾州地域で生産された毛織物(ウール)
イギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラ、日本の尾州が世界三大毛織物産地といわれており、国内の約8割の毛織物が尾州産となっている。
小ぶりで艶のある猫目ボタンが生地感と相まって良い雰囲気。
アウターはともかく、肌に近くて皮脂汚れや汗がつきやすそうなシャツが洗えないのはちょっと・・・
シャツコート
2つ目はシャツ生地を使った毎シーズン定番のシャツコート。
こちらはとにかく使いやすいです。買う前は「こんな中途半端なのいるのかな」ぐらいに思っていたのですが、色目が気に入ったこともあり購入してみたら、これがなかなか使いまわしができるので重宝しています。
その日の気分によってシャツ、カーディガン、コート代わりと様々な役をこなしてくれるので、色違いで購入する人も少なくないというのも頷けます。
定期的に修正が入るシャツコートなのですが、こちらのモデルはコーマ綿のタイプライターツイル生地。
糸の短い繊維や毛羽をコーマという機械を通して取り除いた綿糸。繊維が整えられ、毛羽立ちが少なく強度と滑らかさのある高級糸といわれている。ちなみに通常の綿糸はカード糸という。
製品染めによる味のあるシワ感に、コーマ糸のぬめりのある少しマットな上質な光沢感。
サイズ感
179センチ68キロの僕でシャツ、シャツコート共に3サイズ(L)です
シャツに関しては身幅、アームホール、袖丈に程よいゆとりがあります。
特に袖丈に関しては、僕は腕が長い方なので他のメーカーだと短いこともあるのですが、ルーズフィットのシリーズは長めに感じました。
とは言ってもカフスが2段階で調整可能なので、ゆるく閉めるとリラックス感が出て、きつく閉めると手首でキュッと止まるので生地がたまり、程よいオーバーサイズ感が出ます。
シャツコートも全体的にゆとりはあるのですが、シャツに比べると身幅だけ少し抑え気味であるように感じます。
全体のバランスで言うと、オーバーサイズとジャストの中間ぐらいといったところでしょうか。
どちらもわりと大きめなつくりなので、スッキリ着たい方はワンサイズ落としても問題ないと思います。
まとめ
確かなクオリティーに抑えられた価格帯が人気のブランド。
毎シーズン楽しみなシャツは今後も間違いなく買い増ししていくでしょう。
気になった方はぜひ一度お試し下さい。
そのほかマニュアルアルファベットはこちら↓↓
最後まで読んでいただきありがとうございました!ではまた!